先般、大学バスケ部先輩である東京都庁危機管理監の便宜で東京都庁の災害対処部署(ロジスティクス系)をトラスティア社社長と訪問し、当方のプラットフォーム案の有効性を説明して理解を得ました。一方、非常食等の備蓄品(消費期限)管理が課題であることもあらためて確認できました。
今回は、説明の際に都庁担当者に提供した米国での課題解決事例の資料を紹介します。米国は、大型ハリケーン等の緊急事態における備蓄品の問題を解決するために、NSNを用いたGSA Advantage等のオンライン購買システムによる緊急調達を重視しています。そもそも、NSNを使用したNCS(NATOカタログ制度)は、加盟国間の連携により在庫を局限してコストダウンを図ることも一義としています。
我が国もNCS加盟国として、他国の成功事例を取り入れて合理的な災害時のロジスティクスを追求すべきと確信します。